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治療と予防を目指す栄養の考え方

治療と予防を目指す栄養の考え方

分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)の始まりは、ノーベル化学賞、ノーベル平和賞を受賞されたライナスポーリング博士によって推奨されました。

「身体にとって自然な栄養素を至適量投与することで疾患や症状を治療、もしくは予防する」
「生体内にあるべき分子を至適濃度に保つために十分な栄養素を摂取することによって生体機能が向上し自然治癒力が高まる」

と言われています。

内面を満たすことで外面も満たされます。遺伝子が病気に関わるのは20%~30%で、残りはその人自身の栄養状態、生活習慣によるものです。
栄養状態を改善させることで身体に大きな変化もたらすことが可能になります。

分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)では、ビタミンやミネラル等の栄養素を正しく取り入れることで、病気の予防や治療を行う医療で、欧米を中心に発展してきました。 正しい食事から栄養を取ることはもちろん、必要に応じてサプリメントや点滴などで高濃度の栄養を補充します。個人の体質や体調によって必要な栄養素の種類や量が違うため、専門的な知識を持った医師、スペシャリストの指導のもとで行うことが基本です。

分子整合栄養医学(オーソモレキュラー)という言葉は

ギリシャ語で「正しい」を意味する「オーソ(Ortho)」と、「分子」を意味する「モレキュラー(Molecular)」を組み合わせた単語です。ノーベル賞を2回受賞したライナス・ポーリング博士(米国)によって、1960年代に使われたことが始まりです。 その後、アメリカとカナダを中心にオーソモレキュラーの理論や治療法が広がり、今では世界中の大学や医療機関で研究・実践されています。